2012年 06月 24日
本がでました 月刊ク-ヨン 2011-9
『Cooyon-月刊クーヨン- 2011-9』
クレヨンハウス2011年
特集名 いま、子どもに何を食べさせたら?
【飯舘村】「子どもに原発残さない宣言!! 第3回 村上真平さん」 下「」引用。
「飯舘村とともに、生き方さえも奪われてしまった。
村上真平さんはご家族は、福島県飯舘村で「なな色の空」という農園とマクロビオティックスレストランを営んでいました。昨年「クーヨン」の特集「わが家の子育て移住」にも登場。避難区域になってしまった村を離れて三重県に移ったと聞き安心しましたが、豊かな自然とともにあった暮らしは、原発によって失われてしまいました。村上さんに寄稿いただきました。
-略-すぐに原発事故に関するさまざまな情報を集めるなかで、メルトダウンが11日深夜にすでにはじまったことを知る。最悪の場合、チェルノブイリになることを想定し、12日午前3時、飯舘村を後にした。
アメリカ先住民イロコイ族は、大事な決定は、「7世代後の子どもたちにとって益になるかのか否か」によって決めるという。日本人にはそのような、未来への配慮という当たり前の常識が戻るならば、たかが出来のために、。原子力発電という選択はありえない。脱原発は持続可能な未来への最低限の条件である。」
わたしたち自らが新しい時代の「産婆」。落合恵子。下「」引用。
「栗原禎子さんの、あの詩、「生ましめんかな」を思う夏である。-略-
ヒロシマに生まれ、ヒロシマで暮らしたひとりの女性詩人はしかし、「被害者」としてのヒロシマを描いたたけではなかった。この国の、知らずにわたしたちが加担していた加害性をも容赦なく描いたのだ。-略-
わたしたちの手は汚れていないのか。汚れたままなのではないか。そのうえいままた、放射性物質を海に流し、世界中を震撼させているのだ。福島の人々を苦しめながら。
亡くなったあと、枕のしたから「戦争反対」と走り書きした小さな紙きれがでてきたと聞いた。
栗原さん。わたしたちは今度こそ、生れ変わらなくてはならないのですね。わたしたち自らが新しい時代の「産婆」となって。」
index
LED「原発を止めるための節電で、これ以上厄介なごくみを増やさない!」 下「」引用。
「-略-一方LEDですが、さまざまな色を得るために使われているガリウムなど半導体材料が中国、カザフスタン、ウクラナイなど限られた国からしか産出されないことから、安定した共有への不安を抱えてています。また、ヒ素やリン、あるいは金などの希少金属が使用されることがあるため、LEDの処分方法についても、きちんとしたルールをつくっておく必要がありそうです。」
「「トモダチ作戦」は友情とは言えない?」 下「」引用。
「東日本大震災に伴う米軍の災害支援。名付けて「トモダチ作戦」。なんとく違和感があるネーミングですが……。
米紙ウォールストリート・ジャーナルによれば「トモダチ作戦」の実態は、放射能に汚染された戦場を想定した訓練だった、というのです。これを日本で報じたのは、沖縄の地方紙のみ。
訓練は、福島第一原発事故をテロ集団が核汚染を引き起こす爆弾を爆発させたと見立てて実施。在沖米海兵隊の第31海兵遠征部隊(31MEU)が参加し、米軍は「放射性環境下では最も有名な作戦になるだろう」と評価しているとのこと。
沖縄の新聞では、作戦に参加して放射能に汚染された航空機などが、在沖縄米軍基地に戻って除染した事実を挙げ、「除染に使った汚染水の行方や、そもそも汚染された航空機などが沖縄に来ることも知らされなかった」と伝えています。
過去にも、核ミサイルを沖縄だけでなく、日本政府に無断で沖縄の米軍基地に持ち込んだりと、米軍の無断の作戦に、住民のいのちが危険にさらされてきた沖縄。今回の指摘、重く受けて止めておきたい。」
クレヨンハウス2011年
特集名 いま、子どもに何を食べさせたら?
【飯舘村】「子どもに原発残さない宣言!! 第3回 村上真平さん」 下「」引用。
「飯舘村とともに、生き方さえも奪われてしまった。
村上真平さんはご家族は、福島県飯舘村で「なな色の空」という農園とマクロビオティックスレストランを営んでいました。昨年「クーヨン」の特集「わが家の子育て移住」にも登場。避難区域になってしまった村を離れて三重県に移ったと聞き安心しましたが、豊かな自然とともにあった暮らしは、原発によって失われてしまいました。村上さんに寄稿いただきました。
-略-すぐに原発事故に関するさまざまな情報を集めるなかで、メルトダウンが11日深夜にすでにはじまったことを知る。最悪の場合、チェルノブイリになることを想定し、12日午前3時、飯舘村を後にした。
アメリカ先住民イロコイ族は、大事な決定は、「7世代後の子どもたちにとって益になるかのか否か」によって決めるという。日本人にはそのような、未来への配慮という当たり前の常識が戻るならば、たかが出来のために、。原子力発電という選択はありえない。脱原発は持続可能な未来への最低限の条件である。」
わたしたち自らが新しい時代の「産婆」。落合恵子。下「」引用。
「栗原禎子さんの、あの詩、「生ましめんかな」を思う夏である。-略-
ヒロシマに生まれ、ヒロシマで暮らしたひとりの女性詩人はしかし、「被害者」としてのヒロシマを描いたたけではなかった。この国の、知らずにわたしたちが加担していた加害性をも容赦なく描いたのだ。-略-
わたしたちの手は汚れていないのか。汚れたままなのではないか。そのうえいままた、放射性物質を海に流し、世界中を震撼させているのだ。福島の人々を苦しめながら。
亡くなったあと、枕のしたから「戦争反対」と走り書きした小さな紙きれがでてきたと聞いた。
栗原さん。わたしたちは今度こそ、生れ変わらなくてはならないのですね。わたしたち自らが新しい時代の「産婆」となって。」
index
LED「原発を止めるための節電で、これ以上厄介なごくみを増やさない!」 下「」引用。
「-略-一方LEDですが、さまざまな色を得るために使われているガリウムなど半導体材料が中国、カザフスタン、ウクラナイなど限られた国からしか産出されないことから、安定した共有への不安を抱えてています。また、ヒ素やリン、あるいは金などの希少金属が使用されることがあるため、LEDの処分方法についても、きちんとしたルールをつくっておく必要がありそうです。」
「「トモダチ作戦」は友情とは言えない?」 下「」引用。
「東日本大震災に伴う米軍の災害支援。名付けて「トモダチ作戦」。なんとく違和感があるネーミングですが……。
米紙ウォールストリート・ジャーナルによれば「トモダチ作戦」の実態は、放射能に汚染された戦場を想定した訓練だった、というのです。これを日本で報じたのは、沖縄の地方紙のみ。
訓練は、福島第一原発事故をテロ集団が核汚染を引き起こす爆弾を爆発させたと見立てて実施。在沖米海兵隊の第31海兵遠征部隊(31MEU)が参加し、米軍は「放射性環境下では最も有名な作戦になるだろう」と評価しているとのこと。
沖縄の新聞では、作戦に参加して放射能に汚染された航空機などが、在沖縄米軍基地に戻って除染した事実を挙げ、「除染に使った汚染水の行方や、そもそも汚染された航空機などが沖縄に来ることも知らされなかった」と伝えています。
過去にも、核ミサイルを沖縄だけでなく、日本政府に無断で沖縄の米軍基地に持ち込んだりと、米軍の無断の作戦に、住民のいのちが危険にさらされてきた沖縄。今回の指摘、重く受けて止めておきたい。」
by nanaironosora-k
| 2012-06-24 22:42
| 本